・インゴット検査器 貴金属の真偽判定測定器
非破壊で金インゴットや金貨が純金であるか真偽判定することが出来る測定器です。樹脂ケースに入っていても測定することが出来ます。
【特長】
1.非破壊で金インゴットや金貨が
純金であるかを真偽判定。
2.厚み約18mmまでの金インゴットの
測定が可能。
3.金インゴット測定の際、
保護フィルム上でも測定可能。
【模造品の判別】
内部に例えばタングステンのような介在物が入っています。
これらの介在物は周波数が異なって表示されます。
したがって、比較測定することによって模造品を確実かつ迅速に判別することが出来ます。
プローブセンサーの侵入深度は測定対象物の密度に合わせて選択でき、貴金属コインから大きな金塊まで、真贋検査に適した装置です。
【周波数の分析】
左グラフは様々な金貨の密度を示したものです。
これらは合金組成が異なり、それに伴い周波数も互いに異なっています。
このため、信頼性のある真贋検査をすることが可能です。
【測定レンジ】
厚みは約1.5mmから約18mmまでの金塊(インゴット)を検査出来ます。
両側から測定することで金塊をその奥行全体にわたって把捉でき、合金か純金かの真贋を検査できます。
同等の密度の卑金属(例えばタングステン)の介在物が隠れていても明確に認知し、偽物と判定することが出来ます。
・導電率計 ハンディタイプの高性能機器
渦電流位相式による高性能導電率計です。アルミニウム原料の分類や材料の疲労や割れ、熱損傷の検査などに適しています。
【特徴】
1.渦電流位相式(DIN EN 2004-1および
ASTM E 1004に準拠)による導電率の
非接触測定が可能。
2.厚さ500µmまでのペイントやプラス
チック皮膜を通して、その下の非鉄金
属の導電率測定が可能。
3.周波数の異なる導電率プローブの
種類により幅広い用途に対応。
・フェライト組織量測定器
フェライト組織量を測定する装置です。測定単位は、%FeあるいはWRC-FNが選択可能です。測定範囲は、0.1~80%Feあるいは0.1~110FNのフェライト組織量を測定することができます。
【特徴】
1.測定単位はWRC-FNあるいは%Feが
選択可能。
測定範囲は、0.1~80%Feあるいは0
.1~110FNのフェライト組織量。
2.平均値、偏差値、最小最大値、測定
値幅などの統計処理機能付き。
3.連続測定モードやデータをブロック
毎に分けて記録するマトリックス測定
モードが可能。